このページでは、韓国でトップクラスの俳優ソン・スンホンさんの話題をお伝えします。
ソン・スンホンさんをネットで検索すると『兵役逃れ』と出てきます。
いったいどういうことなのか理由も調べてみたので、是非お読み下さい。
目次
ソン・スンホンのプロフィール
本名:ソン・スンボク
生年月日:1976年10月5日
血液型:B型
身長:180cm
体重:70kg
出身地:ソウル特別市
学歴:京畿大学映像多重媒体学科.
趣味:映画鑑賞、DVD集め、ゲーム
特技:スキー、水泳
出演作品:『秋の童話』『夏の香り』『エデンの東』 『マイ・プリンセス』『Dr. JIN』
ソン・スンホンと言う私たちが親しんでいる名前は芸名になります。
本名は、ソン・スンボクさん。
入隊前に、法的手続きを行い本名もソン・スンホンに改名されています。
ソン・スンホンは仮病で兵役逃れ!
ソン・スンホンさんは、2004年わざと疾患があるように見せかけ兵役を逃れようとしたのです。
やり方は、個人病院に行き、尿検査を受けるときに尿にタンパク質成分の薬物を混入させたとのこと。
他にも、尿道に注射で自分の血が混ざった液体を注入したりしました。
これにより、腎臓疾患と診なされ兵役免除の判定が出たのです。
ところが、のちに発覚。
再検査が行われて直後に入隊しました。
反省の手紙
当時、ソン・スンホンさんはファンに向けてこのような手紙を送っています。
入隊することになると2年以上も活動を中断しなければならない。そうするうちに、永遠に演技ができない可能性もあるという強迫観念に取り付かれ、神様と私の良心をだまし、正しくない行動をしました。
引用:スンホニの兵役について
手紙には、このように続きます。
『とても愚かな判断であり、拭えない過ちを犯してしまいました。』
そして、深く反省していることを伝え、『心からお詫び申し上げます。』と綴られています。
『今回のことで衝撃を与えて申し訳なかった』と心から反省している文面です。
しかし、世間の反応はとても冷たかったそうです。
中には、こんなコメントもありました。
『自分に酔いしれている詩人ソン・スンホン』
世間から厳しいバッシングの理由
ソン・スンホンさんは、なぜ、このように世間から厳しいバッシングを受けたのでしょうか?
韓国では、兵役逃れは重罪とされています。
投獄や罰金が課せられ、犯罪歴として残るそうです。
韓国では、『兵役は義務であり韓国の全ての男性は義務を果たさないといけない』と教育されてきました。
そのため、兵役を拒否した男性は『裏切り者』とみなされているのだと推測できます。
ドラマも降板し大炎上!
2004年ソン・スンホンさんの兵役逃れが発覚した当時。
ソン・スンホンさんは、クォン・サンウさんとのW主演ドラマ『悲しき恋歌』にキャスティングされていました。
後に、ソン・スンホンさんの降板が発表されています。
制作陣は、『遺憾な事件のため、ソン・スンホンに代わって、他の俳優を登板させることにした』と発表。
親しい友人である俳優クォン・サンウさんは、当時このように言っていました。
「見守る方にとっても残念だが、本人が一番辛いと思う」。
大親友であり、プロモーションビデオはすでに完成していたのでクォン・サンウさんも辛かったでしょうね。
クォン・サンウさんは、モデル時代から親友だったスンホンさんとの共演を心から喜んでいたそうです。
その後、ソン・スンホンさんが演じるはすだったイ・ゴンウ役は、ヨン・ジョンフンさんが演じ話題になりました。
降板でファンの反応は?
2004年10月20日、兵務庁からソン・スンホンさんら52人に対し11月中に入隊措置を取る発表がありました。
その次の日である21日、ソウルCOEXメガボックスで『悲しき恋歌』制作発表会が行われています。
会場の入り口では、ソン・スンホンさんのファン約50人が大集合。
“ソン・スンホンだけを永遠に愛します。ドラマ撮影終了後に入隊を”
という垂れ幕を持っていました。
ファンは、『悲しき恋歌』に出演して欲しい!という願いがあったのでしょうね。
制作発表会見でユ・チョリョン監督がソン・スンホンさんの出演中止を発表。
会見場周辺のファンたちは、降板のニュースが伝わるとその場で泣き崩れるなど一時騒然となったそうです。
ソン・スンホンさんはこれを受けて、
「非難の対象であるということはよくわかっている。私の責任なので謙虚に受け止めている」
とコメントしていました。
『悲しき恋歌』発表会内容
制作発表会で監督からこの場にソン・スンホンさんがいないことに対するお詫びから始まりました。
5分の休憩後、プロモーションビデオが公開。
オーストラリアで行われたカーチェイスやスタンドアクション等約8憶ウォンを投じた大スケール。
まるで映画のようなビデオだったとのことです。
もちろんソン・スンホンさんが映っています。
ドラマ自体は、ニューヨークでのオールロケとなる予定だと説明がありました。
制作発表会の後半、ある記者からこのような質問を受けます。
みんなが一番関心を持っている部分なんですが、ソン・スンホンさんは出演するのでしょうか?
それとも代役を起用することをお考えなのでしょうか?
これに対して監督はこのように答えています。
新聞などでも報道されていますが、ソン・スンホンさんがドラマ撮影の後、入隊したいと言っているとありますが、実際はそうではありません。
すでに撮影などが進んでいたことや、最初から彼をイメージしドラマを制作していたことなどがあり、製作陣および本人個人も苦しい時間を乗り越えてきました。
また途中、台本読み(リーディング)に参加したということがありましたが、彼自身は当初(活動を)自粛し、静かに入隊の日を待ちたいと申し出てきていました。
しかし僕が強く参加するよう説得し、実現したものでした。
製作の過程で海外との契約などもあり製作側としてはそうせざるをえませんでしたし、僕自身がソン・スンホンさんを人間的に好きで、なんとか一緒に仕事がしたかったということもあります。
しかし今は指示が出るまで入隊を静かに待っている状態で、製作側として代役を使うなどの代案を考えている最中です。
この言葉から、監督がソン・スンホンさんのことをとても信頼していることが読み取れます。
まとめ
今回は、2004年のソン・スンホンさんの兵役逃れについてお伝えしました。
やり方は、個人病院に行き、尿検査を受けるときに尿にタンパク質成分の薬物を混入させたとのこと。
一旦は、兵役免除となりましたが、後に発覚。
ここからは大騒動となっています。
多くの人々を悲しませたソン・スンホンさん。
これからは、自分を信頼してくれた人たちの為にも、すばらしい演技を見せて欲しいです。