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なぜ炎上した?美術館女子に批判が殺到した3つの理由まとめ!

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美術館連絡協議会と読売新聞オンラインによって「美術館女子」という企画がスタートしました。

しかし開始早々SNS上では批判や炎上が起きてしまっています。

今回は美術館女子とはどういったものなのか、批判や炎上の理由を調べていこうと思います。

またこの問題で取り上げられていたジェンダーバランスの意味についても解説していこうと思います。

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美術館女子とは?

AKB48 チーム8のメンバーが各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートの力を発信していくといった企画になります。

「美術館女子」――。読売新聞で「月刊チーム8」を連載中のアイドルグループAKB48チーム8のメンバーが各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートに触れる楽しさや地域に根ざした公立美術館の魅力を発信していく。

初回のテーマは「東京都現代美術館×小栗有以(AKB48チーム8東京都代表)」。現代アートの聖地とAKB48グループの次世代エースはどんな化学反応を見せたのか。作品に目を通せばきっと実感できるはずだ。
引用:讀賣新聞オンライン

批判や炎上はなぜ起こった?理由は?

①「〇〇女子」はジェンダーバランスへの意識の欠如?

「〇〇女子」という言葉は男性が主体の文化に女性が参入する場合に使われる事が多いようです。

「歴女」、「カープ女子」、「相撲女子」といったように使われています。

この事から「〇〇女子」という言葉に含まれるジェンダーバランスへの意識の欠如とみなされてしまいました。

女性(観客)の主体性を無視し、『無知』の側に(のみ)置いていることも問題です。 美術館に普段来ない層を呼び込むためならば、これらの構造的・歴史的背景を勘案していれば、もっと違うやり方ができたはずだと思います。 ぜひ事前に、ジェンダーの専門家に聞いていただければ、違ったアプローチをご提案できたのになあ、と残念です」。
引用:美術手帳

 

②美術館やアートがただの背景になっていた。

今回の企画ではアートに焦点を当てるのではなく、アイドルが中心になっていた事が問題視されています。

男性の企画者の固定概念による「目線」からの表現になっており、ここにアートや美術館が存在する意味がないようです。

「アイドルの可愛さ、魅力が中心で、美術館やアートはただの背景に過ぎない。そこには、美術館という空間やそこにある美術作品との出会いによる新たな発見や、美術を観る者の感動や思索が、まったく伝わってきません。『アートの力』の発信が視覚化されていないのです」。
引用:美術手帳

 

③美術館を軽視?「映えスポット」として撮影場所に?

美術館を映えスポットとして撮影場所として使われる事がよくないようです。

映え写真を撮る為に撮影者が増えれば、作品を観賞する為に訪れた人の妨げになってしまいます。

これは本来の美術館の意図に反してしまいます。

「美術館を『映えスポット』と呼んで、作品を鑑賞する場所である美術館を、インスタグラムなどの撮影場所のようにとらえているところも非常によくないと思います。こんなふうに館内各所で撮影したら、他の来場者の作品鑑賞の妨げになってしまうのではないでしょうか。

さらに、無知な観客の役割を女性に担わせているところも、ジェンダー公正の点で大きな問題だと考えています。まさに、このような無理解や不公正を問題にして批判してきたのが近年の美術であることを考えれば、大きな問題がある企画だったと思います」。
引用:美術手帳

 

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ジェンダーバランスの意味を解説

ジェンダーとは?

ジェンダーとは社会的、文化的につくられる性別の事を意味します。

男性と女性の役割によって生まれる性別になります。

男性→外で働く・青色
女性→家事・ピンク

このように性別は関係なく、今までの過程で決まってしまっている事は他にも沢山ありますよね。

ジェンダーは多義的な概念であり、性別に関する社会的規範と性差を指す。 性差とは、個人を性別カテゴリーによって分類し、統計的に集団として見た結果、集団間に認知された差異をいう。
引用:Wikipedia

美術館のジェンダーバランスは?

日本では美術館のジェンダーバランスはとれていないようです。

意外と知られていない事実ではないでしょうか。

 

美術手帖が2019年に行った調査では、東京都現代美術館、東京都写真美術館、国立国際美術館、東京国立近代美術館の収蔵作品の男女比(2019年1月時点)では、男性作家による作品が78パーセントから88パーセントを占めていることが判明した

また、職員について全国美術館55館(国公立、私立、独立行政法人すべて含む)における館長、学芸員、総務課職員の男女比を分析したところ、学芸員は女性比率が74パーセントとかなり大きいのに対し、館長職では男性比率が84パーセントと、比率が逆転している。
引用:美術手帳

まとめ

美術館連絡協議会と読売新聞オンラインによって「美術館女子」という企画がスタートしましたが、開始早々SNS上では批判や炎上が起きてしまっています。

ジェンダーバランスに対する意識の欠如や美術館が本来の意図と違う利用のされ方に疑問を投げかけた人が多いようです。

今回は「美術館女子」とはどういったものなのか、批判や炎上の理由をまとめてみました。

またこの問題で取り上げられていたジェンダーバランスの意味についても解説をしました。

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