東京オリンピックが開催か中止か世間では話題になっている中、IOC委員のディック・パウンドさんの発言が注目されています。
注目されるディック・パウンドさんとは一体どのような人物なのでしょうか。
経歴、所属、影響力はどのくらいあるのか気になりますよね。
今後どのような発言をされるか気になるので、ディック・パウンドさんについて調べてみました。
目次
ディック・パウンドって誰?
ディック・パウンドの経歴や学歴
名前:リチャード・パウンド(Richard Pound)
別名:ディック・パウンド(Dick Pound)
本名:パウンド・リチャード・ウィリアム・ダンカン(Pound,Richard William Duncan)
生年月日:1942年3月22日
年齢:77歳(2020年2月26日現在)
国籍:カナダ
出身:オンタリオ州セントキャサリン
職業:弁護士、元水泳選手、国際オリンピック委員会(IOC)委員、元世界反ドーピング機構(WADA)会長
学歴:マッギル大学卒、サー・ジョージ・ウィリアムズ大学
経歴:1960年ローマオリンピックにカナダの代表選手として出場
100メートル自由型で6位、400メートルメドレーリレーで4位
引退後は弁護士として活動
1977年カナダオリンピック委員会会長
1978年国際オリンピック委員会(IOC)委員に就任
1999年世界反ドーピング機構(WADA)設立と同時に会長に就任(2007年12月退任)
ディック・パウンドはどんな人?
1978年から国際オリンピック委員会(IOC)の委員として務めています。
ディック・パウンドさんはIOC委員会の中でも最古参のようです。
IOC会長のトーマス・バッハさんは1991年にIOC委員になっているので、ディック・パウンドさんは最も古いメンバーになります。
かなり昔からいるので、それなりの派閥をもっているのでしょうか。
ディック・パウンドの発言とは?
それではディック・パウンドさんのどのような発言が注目されているのでしょうか。
AP通信は2月25日にディック・パウンドさんへのインタビューで「開催是非の判断の期限は引き延ばせて5月下旬との見方を示した。」と報道をしています。
また延期ではなく中止の場合の理由をこう話しています。
弁護士でもあるパウンド氏は、準備期間の短さから他都市での代替開催や分散開催は難しいと指摘した。東京開催を数カ月延期することも、米プロフットボールNFLや米プロバスケットボールNBAのシーズンと重なるため、巨額の放送権料を支払う北米のテレビ局が納得しないだろうと否定的で、事態が収束しなければ「中止を検討するだろう」と推測した。
引用:日本経済新聞
また2月26日のロイター通信のインタビューではこうも答えています。
「もし日程の再検討が必要となれば、理論上は同じ開催時期で2021年に延期される可能性がある」と指摘。年内の延期については欧米のスポーツと開催時期が重なることから「非常にまずい」と否定的な見解を示した。
引用:ヤフーニュース
次の日には発言を変えているので、何かしらの問題があったのでしょうか。
IOCでのディック・パウンドの影響力は?
最古参と言えどもディック・パウンドさんの影響力がどれくらいあるのかは明らかになっていません。
しかしこのディック・パウンドさんの発言に対してはIOCは公式のコメントではないと発表をしています。
東京オリンピックは中止になるの?
2016年のリオデジャネイロオリンピックの時には「ジカ熱」というウイルスが流行していました。
しかしIOCの協力の元、対策をしっかりし無事開催を迎える事が出来ています。
IOCとしても中止や延期というのは非常に避けたいようです。
99.9%中止はないという評論家もいれば、延期・中止を予想する専門家もいますのでその時期になってみないとわからないと言うのが現状ですね。
まとめ
今IOC委員のディック・パウンドさんの発言で東京オリンピックが開催か中止なのかが話題になっています。
注目されるディック・パウンドさんとは「誰なのか」、「影響力はどうなのか」と気になったので経歴や所属をまとめてみました。
出来れば日本人としては東京オリンピックは開催してほしいところですが、状況が状況なだけに難しい問題ですね。
早く決着がつく事を願っています。